中部銀次郎「ラウンドの心」其の四

「ミスをしたら深呼吸。」

連続ミスをなくすこと

中部銀次郎

 中部さんが言う。

「ゴルフでやってはいけないことには大叩きの他に連続ミスがあります。何度も言っているように、ゴルフはミスをしてしまうスポーツです。でも、其のミスを1回で食い止める。連続ミスをしないことがスコアを崩さない秘訣でもあります」

 確かに、上手な人でもミスはする。チョロはするし、林にも入れる。しかし、注意してみると、連続ミスはしない。

「それは、ミスをしたあとの行いが違うということです。ミスをすると、恥ずかしいのか、すぐにそのミスを帳消しにしようとボールを打つでしょう。でも、素振りはいい加減、アドレスもいい加減、しかもスイングは早打ちなわけで、連続ミスをするわけです。ですから、ミスをしたら、まずは大きく深呼吸をする。そして、次のショットを打つためにしなければならないことをしっかり行うことです。そうすれば連続ミスは防げます」

 ミスしたあとに時間を取るのは、同伴者に悪い気持ちもあるだろう。しかし、連続ミスをするほうがもっとプレーが遅くなる。であれば、気持ちを落ち着かせて、慎重に打つことなのだ。感謝の気持ちを持つと同時に、するべきことをしっかりと行うことだ。

「ラウンドする前に、良いショットを打とうとか、良いスコアであがろうなんて思わない。連続ミスだけはしないと、それだけを考えてプレーしてみて欲しい。ミスショットしたら、すぐに打たずに深呼吸。次のショットがミスでなければ密かに喜ぶ。それだけで、ナイスショットの確率が増えるし、スコアはかなり良くなるはずです」

 毎回、打つたびにナイスショットを望み、ミスショットが出て後悔しまうのが我々アマチュア。しかし、それを繰り返しているうちは上達できないということ。そのことを根本から変えて、ミスショットは出て当たり前、ただし、連続ミスはしないと誓うことなのだ。

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