編集長・ホンジョーのつぶやき その6

バンカーを均そうよ!

 最近ちょこちょこお目にかかるのが、バンカーが均されていないこと。一昔前の日本はキャディさんが必ず付いてくれていたので、バンカーショットで荒らした砂はキャディさんが均してくれた。しかし、海外でセルフプレーをしたり、日本でもセルフプレーが多くなってからは、自分が打ったバンカーショットで荒れた砂は自分で直すのが当たり前。必ずやることになっていたので、最近の状況が信じられないでいる。

綺麗に均されたバンカー

 トーナメント中継を見ていると、バンカーショットをしたあとで選手はおろか、キャディまでも砂を均さない光景が映ったりするからかもしれないけれど、そうした場合は砂を均す係の人がいたりするものだ。マスターズなどはまさにそうなっている。

 また、コロナ渦になって、「レーキを触るな」ということになってから、バンカーはならさなくて良いものとなってしまったのかも知れないけれど、後に続くプレーヤーに対してしっかりと荒れた砂を直さなければマナー違反である。

 前の組のプレーヤーがバンカーを均さずに立ち去ってしまい、そこにボールが転がり込んだ際の打ちにくさはプレーした者ならよくわかるだろう。目玉よりも厄介な妙に窪んだライになる。普通のエクスプロージョンでは出ないことも多く、そうなれば何発もバンカーショットをする羽目になる。よってバンカーは綺麗に均すのがプレーする者の責任である。

 レーキを普通に使うと、窪んだ線がたくさん付いてしまうこともあるので、その場合はレーキを裏返して平らな部分で均す必用もある。綺麗な状態で元に戻してあげる。もちろん、自分のスコアが良くなる行為ではないが、砂を均すことで気持ちがさっぱりして、その後のパットに好影響を与えることもある。ゴルフの神様が見ていて、ワンパットの恩恵にあずかることだってあるだろう。

 バンカーを均すのは打ったプレーヤー自身が行うことが当たり前だが、それでプレーの進行が遅れることがありそうなら、周りのプレーヤーが進んで代わりに均してあげることだ。これもまたそんなことしてなんになるなんて言う人がいるかも知れないが、組全体の進行がスムーズになれば、自分のプレーもリズムが良くなって良いスコアになることだって多い。

 バンカーを均すという行為はいろいろな事を教えてくれる。人としての責任や優しさといったものである。バンカーショットをしたら、荒れた砂は必ず均すこと。

野球でもサッカーでもグラウンドを使ったらトンボで均す。ゴルフだってバンカーは均すし、ディボットも直すし、グリーンに付いたボールマークも直す。当たり前のことだけど、当たり前だからこそ、敢えてつぶやいておきたいと思うのです。

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