中部銀次郎 寄せとパットの悟り

「スコアの良い人ほど練習し、熟達している」

72であがる人、80台の人、90台の人。そうしたスコアの違いは「アプローチとパットの腕前の違いに他ならない」と中部さんは言う。

つまり、ショットの差ではないと言うのだ。無類のショットメーカーだった中部さんがそう言うのであれば、まさにスコアの鍵を握るのはショートゲームだということだ。

「ショットの練習量を減らしてもアプローチとパットの練習をせよ」

この貴重な言葉こそ、我々は肝に銘じなければならない。

文●本條強 

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