YNGゴルフ研究会書斎のゴルフ(2022年1月4日UP)

スウィングとストロークの原理原則N0.1

スウィング・ストロークは円運動 中心があるから円運動になる

 スウィング・ストロークは人がクラブを振る運動です。人の関節は丸くしか動きません。そのために手で持ったクラブは腕が振られると丸くしか動きません。物体が円運動するときは、必ず中心があります。この中心が動くと円運動が歪んでしまいます。スウィングプレーンの中心は頭で、正確には後頭部あたりになります。

スウィング・ストロークはクラブヘッドの円運動 円運動には中心がある

スウィングにおける円の中心=頭(後頭部)、半径=左鎖骨・左腕+クラブ、円周=スウィングアークになります。スウィングはさまざまな関節が動くために完全な円にはなりませんが、基本はクラブヘッドの円運動です。円運動には必ず中心があります。中心があるからこそ円運動になります。この原理原則を意識すると、スウィングがとてもシンプルになります。

円運動では遠心力が大きくなればクラブヘッドの速度が速くなります。遠心力が働くと、同時に遠心力と反対方向の向心力が働きます。このバランスが崩れると円運動にはなりません。向心力がなければ遠心力に真っすぐに引っ張られて直線運動になります。ハンマー投げは手を離した瞬間に向心力がなくなりハンマーだけが飛んでいきます。頭と上体が左に流れている人は向心力が弱くなって、同時に遠心力が弱くなりヘッドスピードが遅くなります。

     2020―2021シーズン LPGA賞金女王 稲見 萌寧のスウィング

インパクトで頭が後方(クラブヘッドと反対方向)に動く⇔向心力が大きくなる⇔遠心力が大きくなる⇔ヘッドスピードがアップする

先日練習場の近くの打席で「飛ばないなー。何で真っすぐ飛ばないんだ。ヒッカケとプッシュしか出ない」とこぼしている方がいました。スウィングを見ると見事に頭と上体が左に流れた(突っ込んだ)スウィングです。頭が左に動けば、上体も左に流れます。スウィングで頭と上体が左に流れると、向心力(遠心力)が小さくなりヘッドスピードがあがりません。そして、スウィングプレーンは左に傾きます。その結果クラブヘッドは左を向いて低いヒッカケになります。それを嫌がると今度はインサイドから右手でしゃくりあげるスウィングになって右へのプッシュ(スライス)になってしまいます。

頭が左に流れると向心力(遠心力)が小さくなり、ヘッドスピードは加速しません。加えて円運動が歪んでショットは乱れます。アマチュアの多くは、手と腕でヘッドスピードを上げようとして肝心の頭が動き(左に流れ)ます。そしてスイングプレーンの歪みを手や腕で調整しようとします。これが飛ばずに曲がるミスショットの基本的な原因です。

 スウィングは円運動です。円運動には必ず中心があります。スウィングは中心をしっかりキー

プする運動と考えてみてはいかがでしょうか。・・・次回に続く

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