編集長・ホンジョーのつぶやき その1

ソロゴルフの勧め

ソロキャンプというのが流行っている。

森の中で自然と親しむキャンプは、ひとりのほうが愉しめるというわけだ。

 誰にも邪魔されず、川のせせらぎを聴き、鳥の声に耳を澄ませ、木々たちの息吹を感じ、花の匂いを嗅いでみる。

 そんな素晴らしいひとときを自分だけで味わいたいと思えば、ひとりだけのソロキャンプに自ずと成るのだろう。

ゴルフもそうした気持ちになることがあった。

 誰にも気を遣わずに自分ひとりだけでゴルフを愉しみたい。

 人の影を踏むことや、人の背後にいてしまうことなどのマナーを気にせずに、ひとりだけで伸び伸びとプレーを楽しむのだ。

いつだか、ある地方のコースで、たまたまひとりでプレーすることになった。

スイングの課題を確かめ、出てくるショットをチェックする。

ホールを攻めるルートを検証し、実際にやってみてその結果を検討する。

ゆっくりじっくりと自分のゴルフを考えられることがとても有意義だった。

しかし、何より良かったのは、ミスショットを気にしなくて良いということ。

 一緒に回っている人に申し訳ないと謝る必要はなく、ミスショットとしっかり向き合って、解決策を考えることができた。

 ミスショットをいくら繰り返してもいいという開放感は、何よりも素晴らしいものだった。

また、ひとりでプレーするときに、2球ずつ打つことができた時もあった。

これはコースに断らなければいけないが、自分を2人の人間にしてプレーする。

つまり、Aという人と、Bという人で対決するのだ。

誤球しないように、ボールはブランドを分けて、1球ずつ打って競い合う。

最終ホールを終えて、凄いことが起きていることがわかった。

 それは、AさんとBさんの各ホールの良いほうのスコアを合計したら、70台であがれていたのだ。

ゴルフは2球打てれば、素晴らしく良いスコアが出るということだった。

 ゴルフはただ1球だけをプレーするから難しいと言われるが、確かにそうであり、であれば、2球打てるつもりでプレーしたらどうなるのだろうとも思った。

妙な緊張感から解放され、リラックスした好プレーができるのではないかと。

とはいえ、そうは上手くは行かないところがゴルフなのである。

気の置けないゴルフ友達4人でプレーするのはとても愉しい。

 しかし、コロナがはびこっている昨今は、ひとりでプレーするのはとても安全なゴルフになる。

 ひとりでプレーできるゴルフコースは少ないかも知れないが、もし可能ならばソロゴルフをしてみてはいかがだろう。

 自分のゴルフを見つめ直す良い機会になるだろうと思うのだ。

                       2021年1月22日 本條強

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