YNGゴルフ研究会書斎のゴルフ(2022年6月6日UP)

ゴルフの方程式 

マネジメントの項を解く

マネジメントの解

ゴルフゲームにはマネジメントが不可欠です。マネジメントと言えばコースマネジメントと考えがちですが、体、メンタル、クラブなどを含めたトータルなマネジメントが必要です。

どんなにコースマネジメントを考えても、体の調子が悪い、メンタルが不安定、クラブセッティングがバラバラではナイススコアは望めません。

なかでもコースマネジメントはラウンドでは必須項目です。今のスウィングのままでも、コースマネジメント次第でミスショットが減ってスコアは激変します。

中部銀次郎は「目の前にあるボールをどこに打つべきか、そのことだけに専念することが大崩れを防ぐ。ゲーム設計次第でスコアが変わる」と語っています。

アマチュアは自分の実力を度外視して、「飛ばす、乗せる、寄せる、入れる」と考えがちです。これははっきり言ってミスをする思考です。

2015年からナショナルティームのヘッドコーチを務めるガレス・ジョーンズは、

グリーン上の『ゼロライン』(真っすぐな上りのライン)にボールを運ぶ。そのために、ショットが打ちやすい『インポジション』(やさしいライ)を狙う。それがスコアアップの思考です。そのためにどんなショットも最後までボールを見届けることと風とライをよく観察することです」

とアドバイスしています。

ガレス・ジョーンズの指導により世界アマNo.1の男子の金谷拓実、中島啓太や女子では畑岡奈紗古江彩佳西村優菜安田祐香、梶谷翼など、世界で活躍する選手が活躍しています。

アマチュアのコースマネジメントの解

 優勝請負人キャディーとして知られる清水重徳は、

プロキャディーになってから気づいたことは、プロは基本的に安全運転を心がけているということです。それも勝つ選手ほど安全運転に徹し、若手や優勝経験のない選手の方がガンガン攻めます。それに輪をかけて攻めるのがアマチュアです。トップアマと呼ばれる人たちはその限りではありませんが、アベレージゴルファーはおしなべて攻める。ゴルフはミスのゲーム。安全第一を基本にプレーすればスコアを崩しにくくなる」と語っています。

 つまり安全を基本にしたコースマネジメントでミスが減る、スコアがよくなるとアドバイスしているのです。

コースマネジメントの基本。自分自身を知ること

中部銀次郎はゴルフの上達について次のように語っています。

「自分自身を知ること。自分を知り、自分のショット力を基準に、徹底的に確率を重視したゴルフを自分に課すこと。

ゴルフが上手くなるために何が一番大切か。それは絶えざる練習だけなのである。しかし、それは誰でも知っていること。そこで自分自身を知ることが大事なのである。

わたしの見るところゴルファーのほとんどが自分自身の力量を正確に認識していない。十のうち八までが自分の力を過信し、十のうち二が過少に評価している。過大も過少も、上達を阻む重大な要素であるという点では同じである。

自分の力量、それはごく単純にいえば自分のショットの正確度であり、飛距離である。ドライバーが何ヤード飛んでフェアウェイを何割キープしているのか、7番アイアンではキャリーで何ヤード飛び、ランがどれだけあるかを把握している人は、驚くほど少ないのだ」

コースマネジメントはセイフティーファスト、そのためにはショットのキャリーとラン、そしミスの幅をしっかりと把握することから始めようではありませんか。やり方はいたって簡単です。それは自分のショットを最後まで見届けることです。いろいろなマネジメントのテクニックはそれからです。そしてプロのセイフティーマネジメント思考は是非まねしたいものです。無理・無茶・無謀なプレーはスコアを崩す最大の敵です。

(・・・次回に続く)

文●柳生田幹久(書斎のゴルフWEBスタッフ)

YNGゴルフ研究会 書斎のゴルフSpirits 2022

PAGE TOP