YNGゴルフ研究会書斎のゴルフ(2022年8月1日UP)

エージシュートが出る心得 

その1 ゴルフ人生の勲章

エージシュートはゴルフ人生の勲章

今、アマチュアの試合はさながら学生選手権大会という感じです。日本アマチュア選手権のチャンピオンはほとんどが学生です。2015年の日本アマは広島国際学院高校2年生の金谷拓実と加須市立大利根中学校3年生の中島啓太が決勝戦を戦い、高校生の金谷拓実が27ホール目で10&9でマッチを制しています。日本アマ最年少チャンピオンでした。

 若いゴルファーが躍進する一方で、おじさんおばさん、いや、おじいちゃんおばあちゃんゴルファーもめげることなどありません。ゴルフ人生は試合で勝つことばかりが目標ではありません。100・90・80切り、ベストスコア更新、ホールインワンなどさまざまな目標があります。なかでもエージシュートはすべてのゴルファーが挑戦できるゴルフ人生の輝かしい勲章です。

 エージシュートについて、Wikipediaには次のように書かれています。

「エージシュート(Age-Shooting、またはエイジシュート)は、ゴルフの1ラウンド(18ホール)ストロークプレイを、自身の年齢以下の打数でホールアウトすること。

各国あるいは公認団体で異なるが、公認されるには打数以外の条件も必要となる場合があり、日本では『日本エイジシューター協会』が「男子は6000ヤード以上、女子は5000ヤード以上のコースで達成すること」を追加条件としている[1]。18歳未満の人は絶対に達成は不可能である。それ以上の人は理論上は達成可能であるが、若年層の選手は事実上達成不可能で、60代後半以後のシニア選手が比較的達成しやすいとされる。

エージシュートの基準となる年齢の計算については、一般には満年齢とされること

が多いが、ゴルフ規則上年齢計算に関する明確な規定がないことから、韓国など数え年の文化がある地域では「数え年でもエージシュートを認める」場合があり、ゴルフ場によってはローカルルールで数え年でのエージシュートを認めているところがある。従って満72歳の人間を例に取ると、満年齢基準の場合72以下のスコアでないとエージシュート達成とならないが、数え年基準の場合はスコアが73でもエージシュート達成が認められる場合がある。」

 多くの人は社会人になってゴルフを始めます。そして100を切れずにゴルフをやめてしまう人が大半というのが現実です。ゴルフ好きは「70才まではゴルフをやる」と言いつつ、70才になると「80才まではゴルフをやる」とゴルフ人生の延長を宣言します。80才になると「生きているうちはクラブを振り続ける」となります。

以前中日クラウンズの舞台である名古屋GC和合で93才の女性の方が3ホールだけ回って「はい、今日はこれでおしまい」と言ってラウンドを終えキャディーさんがカートで迎えに来るのを待っていたことを思い出しました。それもゴルフ、いろいろな楽しみ方があるのがゴルフです。

 そんななかでエージシュートは黙っていても向こうから近づいてきます。アマチュアが60台のスコアをだすことは宝くじに当たるようなものです。しかも自分の歳より少ないスコアとなるとこれはもうほとんど不可能に近い話です。しかし、それを実現された方がいるのも事実です。

 アマチュアの競技ゴルファーなら60才でシニアの大会、65才でミッドシニア、70才でグランドシニアが目標となります。さてその先は何を目標にするのでしょうか。

 先日80才台の100切りゴルファーの方が「やっとわかった。手や腕を使うことではなかった。頭を空っぽにすることだ。ちょっとスウィングを見てくれ」と言われました。アドレスを見るとそれまでとは別人のような感じになっていました。以前は失礼ながら取り付く島もないという感じだったアドレスがかなりいい感じになっているのです。スウィングも癖のあるスウィングですが、ショットは球の高さもいい感じで球筋も安定したスライスです。「いいじゃないですか。飛ばないこともスライスも低い球もミスではありません」と言うと、「そうかー。無理して真っすぐな球は必要ないんだ」と納得した感じでした。

数年前はスコアが110くらいだったものが今ではたびたび100が切れます。今の調子でコースマネジメントが少しできれば90台前半は出せます。「パットとアプローチを真剣にやりさえすれば、80台も出せます」とアドバイスしました。

いよいよゴルフ人生の勲章エージシュートへ向かってのスタートです。

(・・・次回に続く) 文●柳生田幹久(書斎のゴルフWEBスタッフ)

YNGゴルフ研究会 書斎のゴルフSpirits 2022

PAGE TOP