偉人たちの永遠の言葉4(2022年10月24日)

「焦るな、くよくよするな 花の匂いを嗅げ!」

ウォルター・ヘーゲン

 プロゴルファーとして、プロ魂というものを常に抱いていたウォルター・ヘーゲン。魅せるゴルフに徹し、派手なファッション、派手なプレーで、ゴルフファンを魅了した。  ドライバーショットは個性的な変則打法で豪快に飛ばしたが、大きく曲げることも多かった。しかしトラブルからミラクルショットを放ってグリーンに乗せることも平気の平左。グリーンを外しても抜群の寄せとパットでパーをもぎ取って、相手を意気消沈させてしまう。グリーンから遙か遠くからのショットでも、ピンまで歩測して、キャディにピンフラッグを持たせた話などは特に有名である。  明朗快活で饒舌で、それでいてお洒落。笑顔が絶えない余裕のプレーぶりは貫禄十分で格好良かった。そんなダンディなヘーゲンが実はとてもロマンティックな男でもあった。ミスショットを犯したときにこう言ったのだ。 「ほんのしばらくの間だけだ。焦るな、くよくよするな。そして途中の花の匂いを嗅ぐのだ」  ひどいミスを犯せば誰でもパニックに陥る。ミスを引きずるものだ。では、どのように気分転換するのか。コースに咲いている花の匂いを嗅げとヘーゲンは言う。そうだ。これほど気分が良くなることはないだろう。  ミスショットの多かったヘーゲンはこうも言う。 「誰でも1回のラウンドで4つのまずいショットを出す可能性がある。だから、ミスショットが出ても、あと3回出るまでは気にしないで心から追い出すことだ」  我々ダッファーなら10回のミスショットは気にしないことだろう。

WALTER HAGEN 1892年ニューヨーク州生まれ。1969年没。キング・オブ・プロといわれ、プロゴルファーの地位の向上に貢献した。全米オープン2回、全英オープン4回、全米プロ5回の通算メジャー11勝。

PAGE TOP