宮崎が誇る一大リゾート「フェニックス・シーガイア・リゾート」が、日本のスポーツ業界を盛り上げていく

2022年10月28日、宮崎県の複合型リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート(以下シーガイア)」にある、「フェニックスカントリークラブ(以下フェニックスCC)」へ今年もまた訪れる機会に恵まれた。

クラブハウスを眺める

今回訪れた目的は「第5回宮崎チャリティゴルフ大会」に出場するためである。これは、みやざき臨海公園付近で開催される「ワールドトライアスロンカップ(2022/宮崎)」へのチャリティ基金を寄贈するゴルフ大会であり、これに参加をするために多忙なスポーツ関係者たちがシーガイアに集結した。

今回プレイさせていただいたのは住吉、日南コースである。一部トーナメント使用コースではないが、レギュラーティから6322ヤードPAR72のセッティングである。宮崎には何度となく訪れているが、その素晴らしいゴルフ場に加えて、温暖な気候や自然環境は文句なしである。

日南コース1番ホール383ヤード PAR4

名門フェニックスCCは細部までのこだわりにいつも感動させられる。フィリピンから取り寄せたという大理石を砕いたバンカー砂や、ベントグラスのグリーンの芝、フェアウエイ、ラフはと言えば、夏場はティフトン、冬期はペレニアルライグラスがゴルファーを迎えてくれる。その恵まれた気候もあるとは思うが、グリーンキーパー、コース管理の仕事ぶりと努力から、1年を通して洋芝でプレイができる。これはたぶん日本でも数少ない場所だと思う。

1番ホールからの眺め
      49回開催

今回訪れたフェニックスCCといえば、1974年から続く伝統のトーナメント「ダンロップフェニックストーナメント」の舞台であることはよく知られている。毎年11月には海外から一流選手がこぞって宮崎入りするが、2022年も「第49回 ダンロップフェニックストーナメント」がまもなく開催される。「ダンロップフェニックストーナメント」といえば、1985年に中嶋常幸プロが海外選手を打ち負かして以来、多くの日本人トッププロが活躍している。1994年から3年間は尾崎将司プロが3連覇をしたり、あのタイガーウッズを押さえて横尾要プロが優勝するなど、数々のドラマがある。さらに忘れてはいけないのは、尾崎将司プロが初優勝をしたのは、1971年フェニックスCCクラブで行われた「第39回日本プロゴルフ選手権大会」のことであった。尾崎プロが100勝目を決めたのも、ここフェニックスCCで3連覇を成し遂げた中での出来事であった。まさに日本のゴルフ界の歴史はフェニックスCCにあり!であり、ここはゴルファーの聖地である。

歴代優勝者

宮崎県が誇る複合施設シーガイアには、ゴルフ以外にもたくさんの魅力的なスポットがあることを是非とも書き添えたい。2つのゴルフ場以外にもゴルフアカデミー、テニスアカデミーがあり、最高級ホテル「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」、「バンヤンツリー・スパ」、温泉施設「松泉宮」、一流シェフが腕を振るうレストランの数々、ガラス張りのスタイリッシュなバー「KUROBAR 」、コンベンションセンター、さらには乗馬やインドアアクティビティなど、とにかく数えだしたらきりがないほどの魅力が詰まったリゾートである。筆者は仕事柄、世界のリゾート地に数多く出かけているが、ここはその筆者が太鼓判を押すリゾートである。

シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート

さて、フェニックスCCのある、ここシーガイアが今、大きく変わろうとしていることをご存知だろうか。

南国宮崎の恵まれた気候もあり、以前よりプロ野球の冬季合宿が行われたり、2014年4月には文部科学省より、フェニックスCCを含むシーガイア全体が「ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設(ゴルフ)」の指定を受け、ゴルフナショナルチームの拠点となっている。またトライアスロンナショナルチーム(オリ・パラ)も、この地を指定練習施設としており、選手たちの合宿場所として活用している。宮崎県では、以前よりプロ野球やJリーグなどスポーツキャンプの受け入れを行っており、その実績を踏まえた「スポーツランドみやざき」として誘致活動を積極に行っているが、今後さらなるスポーツ合宿を呼び込み「スポーツの聖地」へと飛躍するため、2023年4月には、天然芝を使ったラクビー・サッカー場用グランド1面、400mトラック、多目的グランドなど、各スポーツに特化した素晴らしい練習環境が揃う 「宮崎県屋外型トレーニングセンター」がシーガイアの敷地内に完成予定だ。

  ワールドトライアスロンカップ  
      (2022/宮崎)

これらの恵まれたスポーツ環境を大々的に建設できるのは、シーガイアを運営する親会社であるセガサミーホールディングスの存在がある。宮崎県にこの土地を無償提供することに決めたことが、この構想を後押ししているというのだ。この太っ腹な決断こそが、アスリート練習環境を改善させて、日本のスポーツ界のレベルを向上させることは間違えないだろう。新たに進化し続けていくシーガイアから、しばらく目が離せなそうである。

もちろん観光地宮崎の魅力も奥深い。宮崎に魅せられた一人として、これからも宮崎の魅力を広めていく手伝いができたら嬉しい限りである。

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