YNGゴルフ研究会書斎のゴルフ(2023年11月13日)

無意識のゴルフ 46

無意識のゴルフのスタート

セットアップとグリップ15 ボールの位置2

ボールの位置はスタンス幅、前傾角度とクラブの長さ、ライ角の組み合わせ

 ボールの位置の確認はクラブフェイスの打球の跡でわかります。ドライバーはフェイスの中心よりややトゥよりの上、フェアウェイウッドはフェイスの中心あたり、アイアンはフェイスの中心より下、ウェッジはアイアンよりさらに下が適正な打球の跡になります。

 クラブフェイスに安定した打球の跡がつくためには、スタンス幅と前傾角度がクラブの長さとライ角にあっていることが必要です。ボールの位置ありきでスタンスやアドレスが決まるのではなく、スタンスやアドレスとクラブがあって、ボールの位置が決まります。そしてボールの位置を決める基準は、スウィングの最下点です。

ドライバーのようにティーアップする場合は上下に多少の誤差が許容されますが、地面にあるボールは上下の許容範囲があまりありません。しかもスピンをかける場合はクラブヘッドの重心より下で打つことが条件になります。

 ボールの位置はスウィングの最下点が基準です。そのためには素振りで最下点を見つけることがスタートです。最下点は体の構造上左脇の下が基本です。スタンスやアドレス(特に前傾姿勢)とクラブの長さ、ライ角がポイントです。練習はスウィングの練習だけではなく、スタンスやアドレスとボールの位置探しと考えてみてはいかがでしょうか。

(・・・次回に続く)

YNGゴルフ研究会 書斎のゴルフSpirits 2023

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